KIDS TRAVELER(@kids_traveler)です。
今回は先日(2021年5月)宿泊したグランピングリゾート淡路の滞在の様子をご紹介いたします。
コロナの影響で密を避ける旅行がしたい!と初グランピングに挑戦してきました。
グランピングリゾート淡路へのアクセス
グランピングリゾート淡路は淡路島の北部にある淡路市に位置します。
明石海峡を渡ってすぐの淡路SA近くにあります。
施設からは淡路SAにある淡路ハイウェイオアシスの観覧車や海が見えます。
グランピング施設自体はホテルのように高さがあるわけではないのですが、国道を走っているとカラフルなドームテントが目に付くので場所はすぐにわかると思います。
駐車場入り口はチェックイン時間前にはカラーコーンで進入禁止状態になっています。
あまり早い時間にいくと駐車場にも入れない可能性が高いです。
チェックイン
チェックインは駐車場の横にある薄緑色の屋根の事務所で済ませ部屋の鍵をいただきます。
チェックイン時にはカゴを渡されてお野菜をカゴに入るだけいただけました(いわゆる詰め放題)。
チェックイン時間は15:00~18:00と短いので夜遅くからは宿泊不可となりますので要注意です。
グランピングリゾートAwajiは全部で7つのドームテントがあります。
今回私たちが宿泊したのは赤いドームテントのお部屋KOSUMOSUです。
こちらのお部屋はお部屋のすぐ隣に車を横付けできるので荷物の出し入れや、ちょっと買い出しに行くのに非常に便利でした。
Aゾーンと呼ばれる白色、赤色とBゾーンの緑色のドームテントのお部屋の場合部屋のすぐ隣に車を駐車できます。
他のお部屋でも駐車場からドームテントまでの距離はさほどないので荷物の移動はそこまで苦にならないと思います。
お部屋紹介(赤いドームテントKOSUMOSU)
今回グランピング施設に滞在するのは初めてだったこともありとても新鮮でした。
お部屋に入った瞬間はドームテントの広さや海が広がる風景を眺めることができて開放感を感じました。
そしてお部屋に入ってすぐに目に入るハンキングチェアは大人も子どもも大喜びです。
子どもたちはここでどれだけ遊ぶの!?というくらい遊んでいました。
ただ、大人の男性が少し強めに揺らして乗るとバランスを崩して転倒する恐れがあるのでその点だけは要注意です。
お部屋にはテレビがないのもグランピングの特徴です。
淡路島の自然やキャンプの雰囲気を存分に感じデジタルデトックスを楽しめます。
お部屋にはベッドが4つあります。
予約人数分以外の使用しないベッドにもお布団類が置いてありましたが使用を控えるよう案内がおいてあります。
お部屋の家具類はIKEAのものが多くスタイリッシュで非日常を十分に楽しめる雰囲気でした。
備え付け家電
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 湯沸かしポット
一般的なホテルに置いてあるインスタントコーヒーやお茶のティーバック類のご用意はありません。
チェックイン後しばらくしてお部屋に玉ねぎスープの提供がありました。
淡路島の特産品淡路たまねぎの甘さが際立つスープです。
玉ねぎ丸々1個が2つも入っていました(おそらく、宿泊者人数分の玉ねぎが入っているのだと思われます)。
玉ねぎ嫌いの子どもたちも玉ねぎの優しい甘い味が気に入ったのか、おいしい!と言って飲んでいました。
部屋のすぐ隣にあるBBQエリアで使用するお皿や包丁、キッチンばさみなどのキッチン用品はお部屋の中にご用意があります。
お部屋にご用意のあるキッチン用品
- 包丁
- キッチンバサミ
- お玉
- フライ返し
- お箸
- フライパン
- トング
- まな板
- 紙皿、コップ(人数分)
お皿の数やコップの数は潤沢にあるわけではないので、何か持ち込んで食べる方は自分たちで多めに用意しておく方が良いと思います。
備え付けられているものだけでは足りない!というわけではありません。
必要最小限の物はあるといった感じです。
トイレ・シャワー
トイレとシャワーはドームテントのすぐ横の茶色の建屋にあります。
プレハブ小屋と言ったら言い過ぎですが、外観はそんな印象をもつかもしれません。
雨の日はこの移動で濡れるのでちょっと大変です。
ただ、まだオープンしたばっかりということもありとても清潔感があり使用するうえでは全く問題なく、むしろエアコンまで完備されているので快適に使用することができました。
シャンプー類も備え付けのものがあります。
柑橘系の香りが心地よいシャンプーでした。
シャワーの水圧も特に問題なく、天井から降り注ぐタイプ、通常のシャワータイプ、腰掛けた際に肩・腰辺りから四方向に飛び出してくるタイプがありバリエーションがありました。
腰掛けた際に出てくるタイプ?何それ?って感じですが、シャワールームで座りながら腰付近からシャワーが出てきます。
折り畳み式のイスが備え付けられていて、それを引っ張ると座ることができます。
初めての経験したシャワーでビックリ!!先入観で凝り固まった大人はこのシャワーの存在に全く気付かず、長男が発見しました。
シャワールームは広くないので、子ども2人を洗う時には少し大変です。
最初は子どもを1人ずつ入れて、外から大人が洗うスタイルを試みましたが、なかなかやりにくく、シャワータイプを腰掛けた際に出てくるタイプに間違ってしてしまい、パパはずぶ濡れになるなどハプニングが…。
ちょっと狭いですが結局主人と子ども2人を同時に入れるスタイルとなりました。
最新設備のシャワーなのか、入りながらラジオを聞けたりととても新鮮な体験をすることができました。
普段クラシック音楽なんて聴きもしないのに、せっかくなのでクラシックを聴きながらシャワーを浴びるというセレブみたいなことをしながら楽しみました。
ソフトクリームが美味しいプールバー
続いては周辺施設Pool Barのご紹介です。
Pool Barは私たちが宿泊した場所から1分程度歩いたところにあります。
黄色と紫のドームテントの間にあり丁度施設の真ん中に位置します。
今はコロナの影響もあり営業時間が短め(15:00-20:00)でした。
ちょっとしたスナックやドリンク、ソフトクリームの販売があります。
せっかく来たのだからと淡路島牛乳ソフトクリームをいただきました。
夕食まであまり時間がなかったので消去法的にソフトクリームを選んだのですがこれが予想以上に美味しかったのでお勧めです。
Pool Barは15時からなのでチェックアウトの日は利用できないのでご興味のある方はお見逃しなく!
Pool Barと言うくらいなので当然ですが、隣にはハートの形の可愛いプールが併設されており、夏季限定(7月~9月)で利用できます。
今回は前日の悪天候の影響でにごりプールとなっておりました。
また夏季に是非利用してみたいです。
チェックインしてから部屋の雰囲気を楽しみ、Pool Barなどちょっとした周辺散策をしたのちには部屋に戻りのんびり。
と行きたいところでしたが、普段泊っているホテルなどとは明らかにテイストの異なるお部屋に子どもたちは興奮し、とにかくずっとお部屋の中を走り回っていました。。。
床は短めの人工芝が敷き詰められていたり(子ども用室内遊具施設などで使用されているようなやつ)、天井が高く柱もない広いお部屋なので、その辺りも子ども心をくすぐったのかもしれません。
淡路島から明石海峡大橋を眺めながらBBQ
続いて夕食のBBQのご紹介です。
部屋のすぐ隣にあるBBQエリアに大きなBBQコンロを使用できます。
私たちはBBQ経験もほぼゼロで、何をしたら良いかもよくわからなかったので今回は食事つきプランにしました。
BBQコンロの使い方もお部屋に説明が置いてあったので素人でも簡単に使用することができます。
食材は18:00-18:30に持ってきてくれます。
主な食事内容
- サーロインステーキ
- ロースかつ
- アヒージョ
- アクアパッツァ
- フレンチトースト
- サラダ
- ソーセージ
- バケット
写真は大人2人分の食事量ですが、写真を見ていただいたら少ないなと感じられる方もいらっしゃるかと思います。
でも大丈夫!車で2分のところにセブンイレブン(その少し先にはファミリーマート)があるので、すぐにちょっとした食材を調達できます。
実際はウェルカムスープが意外とお腹にたまったこと、子どもたちが食後に控えていた焚火をでの焼きマシュマロを食べるために普段はしない食事制限をしたことにより、思ったほどご飯を食べなかったために事前に準備された食事で私たち夫婦二人にとっては十分すぎる量でした…。
肝心の食事のお味はとても美味しかったです!
サーロインステーキ、ロースカツ、アヒージョ、アクアパッツァにBBQコンロで温めたパンなど、どれも美味しくいただきました。
子どもたちがあまり食べなかったので、これらの料理で十分お腹を満たすことができました。
中年夫婦にとってはサーロインステーキの脂がちょっとキツかったです(汗)。
でも美味しかった!野菜が少し足りないと思われる方は、チェックイン時に頂いた野菜をカットして食べてもOKです。
子どもたちは早々に食事を切り上げお部屋に戻ってしまったので、久しぶりに夫婦二人でゆっくり夜景をみながらお酒、食事を楽しむことができました。
今まで経験したことのない食事スタイルだったのでとっても新鮮でした。
ご家族の年齢や普段の食事量によって足りる足りないがあると思いますので、その辺りは写真をご参考にしていただければ幸いです。
飲み物についてはありませんので、お部屋のすぐ目の前にある自動販売機でソフトドリンクを買うか、事前にご自身で持ち込むか、どちらかを選択される必要があるかと思います。
またお皿やコップが人数分しかないので食材の取り置き用に使うお皿やお肉とアヒージョなど食材によってお皿を分けたい方は自分たちで用意しておいた方が良いです。
食後は自分たちのお部屋にあった調理器具は自分たちで洗い、ゴミ類はすぐ近くにある分別ごみ入れに入れます。
片付けがひと段落したら子どもたちが待ちに待ったマシュマロタイムです。
以前からキャンプファイヤーでマシュマロを焼きたいとの希望があり事前にマシュマロを買って持参しました。
ファイヤーピットを利用するには事前にスタッフの方にお願いすれば着火剤と薪木、チャッカマンを貸していただけて、ミニキャンプファイヤーを楽しむことができます。
最初にいただける薪木は4本で、追加する際には有料となります(3-4本程度で3,000円)。
長男は焼きマシュマロを嬉しそうに頬張っていました。
次男は焼きマシュマロにはあまり興味は示さず、常に火にちょっかいを出していて大人たちはハラハラでした。
火を触らないように網もあったので幼児も安心して火の近くで楽しむことができます。
朝食
朝食は朝の8:00~8:30にサラダサンドの具材やわかめスープ、ヨーグルトを持ってきていただけます。
朝食内容
- サラダサンド(パン、レタス、卵、ハムなど)
- ヨーグルト
- わかめスープ
- ドリンク(牛乳、オレンジジュース)
コンロで目玉焼きやパンを焼いて自分でサラダサンドを作ります。
朝は少し冷えたこともあり私たちはお部屋でいただきました。
宿泊してみて感じたこと
今回、初めてグランピング施設を利用してみたのですが、これまでよく利用していたマリオット系のホテルとは趣が全く異なるため、とても新鮮で楽しむことができました。
モンゴルの伝統的な移動式住居のゲルを体験したような感じでした。
お部屋も広さ的にはめちゃくちゃ広い!という感じではないはずですが、とにかく天井が高く柱もないため広く感じます。
寝る時に上を見上げた時の天井の高さは何とも言えない高揚した気持ちになりました。
天井には2か所光が差し込むよう作られています。
そのため、朝になると自然と室内が明るくなり、カーテンを開けると朝日が差し込んでくるので気持ちのいい朝を迎えることができます。
グランピングリゾート淡路宿泊時の注意点
- すぐ近くの国道を走る車の音がかなり響いている。
- 夜になると冷気が結構入ってくるため暖房等での温度調整が必要。
- BBQエリアの照明が夜中ずっと点灯している。
国道走行車の騒音対策
①ですが、今回私たちが宿泊した部屋は国道に面していたため(厳密には駐車場を挟んでいますが)、普通車が走るだけでもそこそこ音が、大型トラックが荷物を運ぶ時には走行音がかなり鳴り響いていました。
夜間になると交通量も少なくなるので安眠を妨げるほどではなかったと思いますがそれでもゼロではないですし、朝早くからもほぼひっきりなしに車が走っていましたので車の走行音などの生活音が気になる方は耳栓を持参するなどちょっと対策が必要かもしれません。
奥の方のドームテントであればこの生活音は多少緩和されると思いますので、宿泊してみたいけど生活音が気になる!という方は予約の際奥の方のドームテントをご検討されるのもいいもしれません。
寒さ対策が必要
次に②。季節によっては夜間に冷気を結構感じるかもしれません。
施設の性質上仕方のないことではありますが断熱性は通常の宿泊施設に比べて劣るように思います。
エアコンはなかなか強力ですのでエアコンをうまく使えばさほど気になることはないと思いますが、エアコンが苦手な方はタオルケットを準備するなどの対策が必要かもしません(もちろん季節にもよると思いますが)。
明るさ対策
最後に③ですが、防犯・防災上の観点や夜におトイレなどに行く際に真っ暗で足元が見えないということを防ぐためか、お部屋の隣にあるBBQエリアの照明は朝まで点灯したままです(おそらく照度を感知して自動にON/OFFなるタイプ)。
そのため、お部屋の入口のドアから室内に光が差し込んできます。
これも感じ方は人それぞれかと思いますが、お部屋が真っ暗じゃないと寝れない、という方はアイマスクなどの対策を検討してみてはいかがでしょうか。
近隣お立ち寄りスポット国営明石海峡公園
グランピングリゾート淡路の近くのお立ち寄りスポットで子連れにお勧めは国営明石海峡公園です。
かなり大きな公園で「夢っこランド」という子どもが好きそうな遊具がたくさんあり、広い芝生の広場で運動したりお花を眺めたり充実した時間を過ごせます。
その他にも…
最近できた施設でパソナグループが運営している淡路シェフガーデンもお勧めです。
コロナの影響でレストランになかなか行けない方向けに屋外で美味しいお料理を提供していただけます。
グランピングリゾート淡路からすぐのコンビニ(セブンイレブン)のお隣にありますので是非足を伸ばしてみてください。
また大人気のドラクエの施設がオープンしたニジゲンノモリへも車で5分で着きますので周辺の遊ぶところは非常に充実しています。
グランピングリゾート淡路滞在のまとめ
今回訪れたグランピングリゾートAwajiは2021年5月10日オープンと、とても新しい施設です。
私たちのようにBBQど素人の私たちでも気軽にグランピングを楽しめることができました。
BBQを全くやったことないという方も遊びなれている方も十分楽しんでいただける施設ではないかと思います。
他のお部屋では複数家族がグループで広いお部屋で泊っておられたようです。
ご家族やお友達と一緒に宿泊する、というのも面白いかもしれませんね。
また一番奥のⅮゾーンの3つのドームテントはワンちゃんも宿泊OKです。
ジャグジーが付いているタイプのテントもあり人気が出そうです。
私たちもまた頃合いを見てハートのプールに入れる時期に再訪したいと思いました!
私たちの体験談が少しでもご参考になれば幸いです。
不定期でホテル滞在の様子を更新していますのでまたのぞきにきてください。 Follow @kids_traveler