ご紹介レシピ

今回は実際にバーミキュラのフライパンを使って料理をした感想を率直にお伝えさせていただきます。
何を作ろうかと悩んだのですが、購入時の付属品のレシピブックに載っていたものをまず作ってみようと思い、
①感動の目玉焼き
②箸の止まらないもやし炒め
③ハンバーグステーキ
にトライしてみました(タイトルはレシピブックに記載されている通りのものです)。
①②はとてもシンプルな料理ですが、凝った料理よりもこの様な本当にシンプルな料理の方が味の違いが分かりやすく出て、感想をお伝えしやすいのではないかと思い選びました。
③のハンバーグステーキは単純に見た目が美味しそうで子どもたちも大好きな定番メニューなので選びました。
バーミュキュラフライパンの火加減と基本の使い方

バーミュキュラのフライパンで料理を作る前にキチンと基本事項のお勉強がかかせません。具体的には「火加減」と「基本の使い方」が大事です。
火加減
レシピブックにも書いていますが、適切な火加減をマスターすることで、バーミキュラのフライパンの性能をより引き出せることができます。
バーミキュラのフライパンは食材に熱を伝える力が非常に強いので、少し弱めの強火でも驚くほど手早くシャッキリと炒めることができると書かれています。
それぞれのご家庭でガス、IHなど条件は異なると思いますが、我が家はガスなのでガスを前提にお話をさせていただきます。
バーミキュラのフライパンはガス(直火)、IH、ハロゲンヒーターで使用可能(オーブンや電子レンジはNG)
- 基本の強火(少し弱めの強火)
- 中火
- 弱火
- 極弱火
レシピに出てくる火の強さは4段階となっています。
我が家のガスは5段階の強さなので「少し弱めの強火」を考えると5段階で火の強さの区分が分かりやすくて助かりました。
IHの場合でも、〇〇Wくらいとの記載もあるので、IHをご使用の方も強さのイメージができるのではないかと思います。
基本の使い方
次に「基本の使い方」を見ていきます。
ポイントは2つ。
1つ目は「しっかりと予熱する」です。これも図解があるので簡単に理解できます。
Step1:基本の強火で予熱(30秒くらい)
Step2:油を入れてなじませる(ガスは1分IHは1分30秒ほど基本の強火で加熱)
Step3:しっかりと煙が出たら、火加減を作る料理に応じて調節して料理開始
となります。予熱→油投入→煙をしっかり出す、となっていてここもしっかりと押さえておきたいです。
2つ目は「焦げやすい料理は、火を切ってから入れる」です。
目玉焼きなどはポイントの1つ目の最後で、煙をしっかり出したらいったん火を切り、煙がおさまったら火を消したまま食材を入れて、火をつけて弱火・極弱火でじっくり火を入れる、となっています。
こうして料理をすれば焦げないということです。
①感動の目玉焼き

まず最初に①感動の目玉焼きです。
先ほどの調理前の火加減ルールを守り、予熱して煙が出たらいったん火を止め、煙がおさまったら卵を入れます。
白身の底の部分が固まって白くなってから、再び火をつけ弱火で3分ほど加熱し、味付けして完成です。
黄身の上面はまだ火が通っていない様な様子だったので黄身への火の通り具合がちょっと心配でしたが、黄身の下側(フライパンに近い方)はしっかりと火が通り、上側は火が完全に通りきらない状態の半熟状態にキレイに仕上がりました。
白身の外側はカリッとしていて焦げ付くことなく上手にできました。
味に関しては非常にシンプルな料理なので、これまでと段違いに美味しい!というところまでは正直なりませんが、白身の底はカリッ中身はフワッ、黄身は半熟具合に仕上がりこれまでより美味しく仕上がったことは間違いないです。
味もさることながら、個人的には見た目が非常に上手にできたと思いました。
これまでは黄身にある程度火を通すために蓋を使用したりしていましたが、今回は蓋も使用せず弱火で加熱するだけです。
黄身の鮮やかな黄色を残したままで半熟にでき、ホテルの朝食で出てくるような見た目に仕上がりました。
②箸の止まらないもやし炒め

次に②箸の止まらないもやし炒め、です。
こちらも調理内容は至ってシンプル、説明するまでもないのですが、先ほどの目玉焼きと同様に、予熱して煙が出たら今度は火を消さずにもやし1分ほど炒め味付けして終わりです。フライパンがかなり高温になっているためか、これまでのフライパンでは聞いたことのないような高音の炒め音(適切な表現が見つからず…)が出て、最初ちょっとびっくりしました。
リビングで遊んでいた子どもたちも思わず
と言うほどで、確かにすごい音でした。
水分がものすごい勢いで蒸発していたようです。
味については正直びっくりしました。本当に美味しかったです。
箸の止まらない、というのは全くの言い過ぎではなく本当に美味しくて衝撃的でした。
普通の油を使って炒めているだけなのですが、中華料理屋さんで食べる野菜炒めの様な独特な感じでこれは絶対リピートです。
イヤイヤ期真っただ中の2歳の次男も文句を言わずに黙々と食べていました。
③ハンバーグステーキ

そして最後に③ハンバーグステーキです。
今までの2品に比べれば手は込んでいますがタネを焼いてひっくり返して焼いて蓋をするだけで簡単にできました。
ハンバーグステーキの際は蓋を使いますので、やはりフライパンにピッタリ合う蓋は一緒に購入した方がいいかなぁと思います(蓋は別売りです)。
レシピブックに書かれている分量通り(合い挽き肉400g)で作りましたが、フライパンがほぼ埋まったので、400gを著しく超える分量の場合は2度に分けるなどした方がいいと思います。
ハンバーグステーキ、フライパン共に焦げ付くこともなく簡単。
お店のハンバーグステーキ見たいにパンパンに膨れ上がり見た目もとてもよくできました。子どもたちも大人とほぼ同じサイズのハンバーグステーキを出したのですが、2人ともペロリでした!
以上、簡単な料理ではありますが、簡単であるが故に味の違いを感じることができると思われた料理を中心に作ってみました。
特に②のもやし炒めは絶品でこれは普通のフライパンでは再現できないなと思います。
美味しいものを食べると幸せな気持ちになれるので、今回バーミキュラのフライパンはとてもいい買い物ができたのではないかと思います。
VERMICULAR(バーミキュラ)フライパンのご購入を検討されている方はこちらも是非ご覧いただきご参考にしていただければ幸いです。

調理後のお手入れ
最後に忘れていけないのが調理後のお手入れです。
普通のフライパンと同じで中性洗剤とスポンジの使用はOKですが、クレンザーや研磨剤入りスポンジや金属製のたわしなどの使用はNGです。
また、食洗器や乾燥機もNGです。
洗った後はできるだけ早く水分をふき取ることが勧められています。
せっかく高価な買い物をしたので、これまでのフライパンの扱いに比べるとちょっと手間ですが、しっかりお手入れをして大切なものを長く使いたいと思います!
いつになるかわかりませんが、次にバーミキュラ製品で欲しいなぁと思っているのが大型の鋳物ホーロー鍋の「SUKIYAKI」です。
名前の通りですがすき焼きはもちろん、お鍋料理やポトフなどでも活躍できるのではないかと思っています。
実物を見たことがありますが、結構な大きさなので家族4人程度であれば十分。
以前購入したル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋ですき焼きをした時にお肉の柔らかさに感動したので、「SUKIYAKI」を使ったらどうなるのかとても気になります。
いつになるかわかりませんが、もしいつか購入したらまたレビューを紹介したいと思います!
素敵なお料理に出会えますように! Follow @kids_traveler